記憶喪失、のようなもの

人間は常に新しい情報を吸収してそして、その場所を空けるために忘れていく。

当たり前のことだけど、私のは少し違う。思考停止しているせいで、記憶を失くしていることが多い。人間の記憶というの

私は人見知りだ。人と目を合わすのが苦手だし、話しかけるのも苦痛だ。言い方が悪いが、自分と似たような人や、もっと重度の人見知りや自分に自信がなさそうな人なら、私のことを変だとか、なんか責められたりもしないだろうな、とか思って話しかけられるけど、自分に自信満々なひとや、年上、先輩上司に話しかけるのはもう苦行でしかない。ほんとにいやだ。（いま働いている弁護士事務所だと一般常識が求められて、上司や先輩への振る舞いにもいちいち気をつけなくちゃいけなくてストレスしかない）

そういった、私が苦手な人に話しかけるとき、頭が真っ白になって、思考停止する。例えば、上司に質問しに行くとき。ああしちゃいけない、これを確認しなきゃ、ええっと、他に聞くことはあったけ、まとめなきゃ、ああ、話しかけるって考えるだけで頭が混乱する。やばい、おかしい、ええっと、考えて、私、他に聞くことは？？ある？？上司に聞くんだよ、前みたいに後から後からバラバラで質問したらまた怒られるよ。こんなこともできないのか、って。。。。

脳内カオスのまま時間はすぎ、とうとう私は決意する。

大丈夫よ、もう何回も確認したじゃない。それでも不安？？人間だし、ましてや私だし、後出しで質問したらまた呆れられるって？（凡ミス、同じミス、何回も前科あり）

うん、でもこれ以上確認しても結果は同じだよ。だって頭が働かないんだもん。もし間違ってたり、後から質問を思い出したなら、また聞けばいいのよ。死ぬよりマシじゃん！そうだよ、最終的にはなんだって、死ぬよりマシだよ！！！

たかだか上司への質問をまとめるだけで、「死」を持ち出さないと心が落ち着かないヤベーやつがここにいまーす(笑)。

私、この人からどう思われてるんだろう。私ごときが話しかけていいのかな。いま何か作業しているけど、どうしよう、声をかけていいんだろうか。でも何か用があるときなら、声はかけていいはずだよね。でも私っていつも間が悪いって言われるし、ああ、ほら不機嫌だし・・・。

そして会話が始まると、もう何が怖いのかわからないのだが、早く終わらせたくてたまらなくなる。早く終わって、終わらせて。上司に質問したことは耳から滑り落ち、なんとか表面はすくえたけど、いざ持ち帰ってみるともっと深く聞かないといけない部分を発見した・・・・・・・・・・絶望。

冒頭の話に戻ると、人と関わるとき、話すとき、私の頭の中は思考停止で息切れマラソン選手なので、自分で考えることができなくなり、記憶がないんだろうと思います。

思えば、いつもつらいときに助けてくれたのは、この「思考停止」だったような・・・

なんだろうこれ、病気かな、、私の甘えなのかな(ー_ー)