うじうじ、泥んこのぶろぐ

昔から、うまく世間となじめない。社会に出てからより顕著。そんな10パーセントメンヘラ入った女のブログです)^o^(

「ショーシャンクの空に」を鑑賞した感想(だじゃれ)

妄想を糧に生きてきた私だが、働き始めてからどうも妄想がはかどらない。原因は間違いなく、「貯蓄」をせず「消費」ばかりしているからだ。

学生のころは、毎朝決まった時間に起きて、イヤイヤ働くなどという最悪の生活をせずに済んだ。おかげでストレスをためないから、読書したり(びっくり、学生のころは新聞とかよく読んでた!)、映画見たり、勉強したり、とにかくいろんなことを「貯蓄」できていた。

しかし社会に出ると、現実(明日も会社、土日休んでも月曜会社、という悪夢)が嫌すぎて、とにかく忘れたくて逃避したくて、ケータイのアプリゲームや、くだらないゴシップネタのまとめサイトを徘徊したり、何も考えずに漫画のページをただただめくってしまったりと、「消費」ばかりしてしまっていた。

妄想は間違いなく私の中から零れ落ちるものでできている。零れ落ちるほどの何か溜らなければ、妄想もはかどらなくて当たり前だ。なので最近はがんばって映画みたり読書したりしてる(まだ3日目だけど☆)

 

ショーシャンクの空に

名作名作と言われていたが、なんとなく暗そうで避けていた作品。いやあ、世間の評価通りの素晴らしい作品だった。

主人公アンディーの、どんな絶望でも希望を見続ける姿勢は見ていて救われるし、「塀の中」「終身刑で仮釈放は絶望的」「仮釈放できてもシャバで生きていけない」という鑑賞者を辟易とさせる設定でも、彼のおかげで落ち込まずに見れた。

20年かけて脱走用の穴を掘ったり、囚人たちの世界を少しでも豊かにするために手紙を書き続けたり、鬼畜所長の信頼を得ようと仕事に注力したり・・・、いやあ、やっぱり何事もコツコツ続けることが大切なんだなあ、ということも教えてくれました。

それにしてもトミー、かわいそうだったなあ。こういうシーンを見ると、つい悪人たちには罪悪感とかないのか、と思ってしまう。世界には恐ろしいほど残虐で残酷な日常を生きている人たちがいると頭でわかっていても、私のものさしではかってしまう。

あーでも、そういう、目を背けたくなるような世界があるってわかっているけど、私は背けたままでいたい・・・闇金ウシジマくんとかつらいもん。いまやってる映画の「怒り」とかもつらいもん(友達にあらすじ聞いただけで見たくなくなった)。

最後はアンディもレッドも救われてよかったなあ。

現実はこんなに素敵に行くことはないのかもしれないけど、やっぱりハッピーエンドが私は好きだなあ。